【勝つための秘訣】ローソク足&チャートで株価の位置を判断せよ!

カブエ
株の勝率を上げるコツってあるのかなぁ…。
あるのなら、すごく知りたいんだけど。

かぶらば先生
コツになるかは分かりませんが、株の勝率を上げるための秘訣ならありますよ。
株をやっていると「これじゃ満足できないの…もっと上手くなりたいよぉ…」と感じることはありませんか?
それもそのはず。
ただやみくもにトレードを繰り返していても、なかなか利益を出す事はできません。
株にも勝つために必要な秘訣があるんです。
まずは、お目当ての銘柄がどう動いているのかを理解できるようになっておきましょう。
そこで今回は『【勝つための秘訣】ローソク足&チャートで株価の位置を判断せよ!』と題して、チャートやローソク足の読み方や、株価の位置を知る方法を紹介していきましょう。
この内容は、かなり重要ですよ♡

勝つためには、株価の位置を判断できるようになる事!

「どうしよう…高い、低いといった株価の位置なんて調べた事がなかったワ…」

すでにトレードをしている人の中には、こういった人がいるはずです。

あえて言おう。

だから我々は勝てないのであると。

そんなトレードをしていてはダメなんです。

これでは、いつまでたっても勝ち組になんかなれません。

勝つためには、株価の位置を判断できるようになる事が必要なのです。

初心者にありがちな誤解

では、どのようにして株価の位置を判断するのか?

と、その前に初心者にありがちな誤解を解いておきましょう。

たとえば、京セラの株価が9,000円で、新日本製鐡の株価が250円だったとする。

この場合、日本製鐡の方が株価が低いからといっても、安値圏だとは限りません。

そもそも株価の位置は、他の銘柄と比較して判断するものではない。

個別の銘柄において高い・低いを判断するものなんですよね。

また、京セラの株価が3カ月前に9,000円で、現在7,000円だからといって、低い位置にあるとは限らない。

2,000円下がったとしても、まだ高値圏にあるかもしれないのです。

株価の位置は、「京セラなら京セラの株価で~」というように個別の株価で判断するのですが、「値下がりしたから安値圏だ」というほど単純ではないんですよね。

株価の位置を判断するテクニック

株価の位置を判断するには「株価チャート」が必要です。

かぶらば先生
株価チャートとは、株価の推移を表したグラフの事です。
まずはこの10年チャートを例にして説明しましょう。
10年チャート(例)
※楽天証券国内株式チャート「雪印メグミルク社」より
このチャートを見ると、2015年から株価の上昇が加速しているのが分かる。
ロウソク足が長く伸びているという事は、上昇ピッチが速くなっているという事。
高さはどうでしょうか。
この1年前の2014年代と比べれば一目瞭然。
どう見ても2015年中旬の株価は高値圏にある事が分かる。
と、このように株価の位置はチャートで、過去の株価の高さと、現在の株価の高さを比較して判断できるんですよね。
この事は重要なので、絶対に覚えておいてほしい。
もう一度、チャートを見てみましょう。
株価は2016年後半で天井をうち、上昇と下降を繰り返しながらも緩やかに下落している。
全体を見てみると、山のようになっているでしょう?
これは上昇した株価が天井をうって下落し、上昇する前の位置くらいまで、ほぼ戻ってきているという事です。
つまり、株価が上昇した高さが、そのままリスクになった事が分かる。
このように、チャートを見れば、株価の位置が判断できるというワケですね。

株価の位置が分かれば、リスクも分かる

何度も言うのですが、株価の位置が判断できるという事は、リスクが分かるという事なんですね。

もし、2016年の中旬にこの会社の株を買おうと思った時、チャートを見ていれば、高値圏だと判断できたので、買わずに見送るという決断をできたハズなんです。

もし買ったとしても、上昇する前の高さまで下落するリスクがあると分かった上での買いなので、天井をうったと思ったら、株価がまだ高値圏にある時に、売り逃げる事ができたハズ。

株価の位置が分かれば、投資の判断ができるのです。

「白いローソク足は上昇」「黒いローソク足は下落」と覚えよう

ここまでで、チャートを見る事の重要性が理解できたでしょう。
では、その見方について勉強しなければいけません。
チャートには様々なものがあるのですが、一般的に使われているのは「ローソク足チャート」と呼ばれているのものです。
ローソクに似た形の棒によって、株価の動きを表し、これ1本で以下の4つの株価を示します。
ローソク足で分かる株価の情報
始値:最初についた株価
終値:最後についた株価
高値:最も高かった株価
安値:最も助かった株価
ローソク足を見れば、この4つの株価が分かるようになっているんです。
そしてローソク足は、白いローソクと黒いローソクの2種類がある。(※種類によっては、赤と青・赤と白などがある)
白いローソクは「陽線」で、黒いローソクは「陰線」と言い、始値に対して、終値が高かったのか安かったのかで分けられている。
陽線と陰線
陽線:始値よりも終値が高かった事を示す
陽線:始値よりも終値が安かった事を示す
始値に対して、終値が高かったら陽線、終値が安かったら陰線で表すのです。
たとえば、株価が500円で始まり、取引時間のどこかで、540円と490円の場面があり、530円で取引を終えたとする。
「始値500円、終値530円、高値540円、安値490円」だ。
チャートのローソク足だと、始値に対して終値が高いので陽線で描かれる。
上下にある線は「ヒゲ」と言い、始値よりも安値が低いと始値から安値までを下ヒゲで示し、終値よりも高値が高いと終値から高値までを上ヒゲで示すようになる。
このローソク見方については以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ読んでほしい。
いずれにせよ、このローソク足を読めない事には、チャートを完全に把握できません。
裏を返せば、ローソク足を読めるようになれば、チャートを制する事になり、株価の位置をも制するという事なのです。
ぜひ、チャートを理解できるようになって、勝率を上げてほしいですね。

まとめ

さて、今回は『【勝つための秘訣】ローソク足&チャートで株価の位置を判断せよ!』と題して、チャートやローソク足の読み方や、株価の位置を知る方法を紹介しました。
この記事の内容をまとめると以下の通り。
株で勝つためには、株価の位置を判断できるようになる事が必要
株価チャートは、過去と現在の株価の高さを比較して判断できる
株価の位置が分かれば、リスク回避もできる
ローソク足を読めるようになれば、チャートをより理解できるようになる
株で勝率を上げるためには、ローソク足やチャートを駆使して、株価の位置を判断できるようにならないといけません。
株価の位置を判断できるようになれば、リスクも回避できますし、勝率も格段にアップしていきますよ。

かぶらば先生
「株の位置を制する者は、株を制する」という事ですね!
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