無理なく貯める方法は?使い過ぎず収入をアップさせる貯金のコツ

カブエ
将来のために貯金しなきゃイケないのは分かっているんだけど、なかなか貯める事ができないんだよねぇ~。
貯金するのにコツでもあるのかなぁ…

かぶらば先生
貯金の仕方にはコツがあるんですよね。
無理なく貯める方法を見てみましょう。
「貯金をしなければいけない」とは分かっていても、なかなか貯められない…
こんな悩みを抱えている人は少なくありません。
「知らず知らずのうちに使いすぎて貯金分のお金がない」という人もいるでしょうし、「貯金に回したくても、生活費だけで手一杯」という人もいるでしょう。
でも、貯金が全くできない事はないハズです。
貯金するのにもコツがあるんですよ。
しかも、あまり無理をする事なく…ね。
そこで今回は『無理なく貯める方法は?使い過ぎず収入をアップさせる貯金のコツ』と題して、無理なく上手に貯金する方法を知っておきましょう

貯金の基本を押さえておこう

「さぁ!早速、貯金を始めるわよっ!」

…と言いたいところですが。

その前に、まずは貯金の基本を押さえておかないといけません。

必要経費に加えて「あれも欲しい、これも欲しい」と散財していては、いつまでたってもお金が貯まらないでしょう?

毎月一定額を確実に貯金していくには、現状のお金の使い方を把握して、目標金額をしっかりと決めておく事が重要になります。

貯金の基本
何にいくら使ったのかを把握する
目標となる金額を決めておく

何にいくら使ったのかを把握する

思い立った時に貯金する…それもいいでしょう。

"「思い立ったが吉日」なら、その日以降はすべて凶日"という有名な言葉もありますしね。

でもその前に、まずは家計の収入や支出の状況をしっかりと把握しておく必要があります。

毎月どれくらいのお金が入ってきて、何にいくら使ったのかを把握していないと、計画的な貯金はできません。

それを把握した上で、収入から支出を差し引いた額が常にプラスになるように生活するのが大事なんですね。

まぁ当たり前に感じられるかもしれませんが、意外にも多くの人がずさんな会計管理になってしまっているのです。

貯金をしようと思うのは良い事なのですが、まずは毎月必ずお金が残るようにして、その黒字分の余剰資金を貯金に回すという意識を持つ事から始めていきましょう。

目標となる貯金額を決めておく

毎月コツコツと貯金ができるように家計を管理する事に加えて、目標となる貯金額を決めておくのも大切です。

何も考えずに貯金をするのではなく、いつまでに、どういった目的で、どれくらいの金額を貯金するのかを決めておきましょう。

人生には、大きな支出がともなうライフイベントが待ち構えています。

たとえば、結婚や出産、育児やマイホームの購入など、多額の出費が必要になる場面があるハズなんですね。

これらの事を考えて具体的な貯金額を考えると、貯金の計画が立てやすくなります。

このライフイベントの時期がいつになるかは分かりませんが、それでも大まかにでも設定していれば、目標額を設定しやすくなりますよ。

毎月の貯金額の目安はどのくらいがいいのか?

毎月の貯金額はどのくらいがいいのか気になりますよね。

これは人によって貯金できる金額が変わるのですが、基本的に自分の収入を基準に考えていきます。

最低でも収入の10~20%程度は貯金する

一般的に貯金額は、収入の10%~20%程度が目安とされています。

たとえば、月収30万円の人なら月に3~6万円を貯金すると、生活費とのバランスを崩さすに、無理なく貯金を続けられます。

まぁ、急な出費が必要になったりする事もあるので、必ずしもその金額を貯金しなければいけないというワケではありません。

ただ、予想もしない出来事がない限り、自分で設定した金額を定期的に貯金へ回す習慣をつける事は大切です。

そこで私のオススメ方法としては、給与や収入を得た時点で、決まった金額を預金口座へ移すようにすれば、無駄遣いを防げますし、確実に貯金を続けられるようになりますよ。

特別な費用の積み立ても考えておく

通常の貯金の他に、特別な費用の積み立ても考えておきましょう。

たとえば冠婚葬祭の費用や学校の入学金など、あらかじめ支払いが決まっている項目を"特別費"として積み立てておけば、わざわざ貯金を切り崩す必要がなくなります。

ここでしっかり積み立てがされていないと、その時になって家計や貯金意欲に影響が出てくるので注意が必要ですね。

予期できる大きな出費に関しては、生活費や貯金とは別に管理しておく事が大切ですよ。

自分に合ったお金の管理方法を見つける事が大切

毎月の貯金額でコツコツとお金を貯めるためには、自分に合ったお金の管理方法を見つける事が大切になります。

どうしても人によってお金を使いたい場面は違うので、以下のポイントに注意しながら、どこで出費を抑えるのか、「何にお金を使うのか」をハッキリさせておきましょう。

管理のポイント
家計簿をつけて管理する
予算内で生活する
クレジットカードなどを活用する

家計簿をつけて管理する

毎日のお金の流れは、家計簿につけて管理するようにすると良いですね。

お金の使い道を細かく管理していけば、余計な出費を防ぐ事ができるようになります。

最近では家計簿用のアプリも数多くあるので、スマホから簡単にお金の管理ができますよ。

予算内で生活する

毎月の生活費を決めておき、その予算内で生活するようにしていく事も大切になります。

仮に、毎月の収入の10~20%を貯金に回し、特別費の積み立てを10%したとすると、収入の70%程度の生活をすれば、無理なく安定して貯金ができる事になるんですよね。

給与が振り込まれた日に、貯金分と積み立て分を生活口座以外の預金口座へに移しておく。

これを毎月やっていくだけでも、意識は変わってきます。

また、「1日で自由に使える金額を決めておき、その範囲内で生活する」といった自分専用のクエストを決めて実践していくようにすると、楽しみながらでも続けられる事ができますよ。

クレジットカードや電子マネーを活用する

毎日のちょっとした支払いを現金で済ませる人は多いかもしれませんが、このような場面でクレジットカードや電子マネーを活用する事で得をするようになります。

クレジットカードなら得点をもらえたり割引が適応されたりしますし、キャッシュレス決済などの電子マネーだとポイントがついたり、いくらか還元されたりするので、現金で支払うよりもお得に買い物ができますね。

さらに、家賃や光熱費などもクレジットカードなどで支払うようにすれば、ポイントが貯まりやすく、商品券やギフトカードなどに交換できたり、そのポイントを使って買い物ができたりします。

ただ、とても便利なのですが、クレジットカードなどは「お金を扱っている」という意識が薄く、金銭感覚が鈍って使いすぎてしまう可能性もあるので、こまめに利用状況を確認する事は大切ですよ。

お金の使い過ぎを防ぐには?

「イケないのは分かっているんだけど…ついヤッちゃうの…」という人もいるでしょう。

でも実際にお金を貯めるための行動を起こさないと、すべてが中途半端で終わってしまいます。

そこでお金の使い過ぎを防ぐ方法を見ていきましょう。

お金の使い過ぎを防ぐ方法
使用明細を毎月確認する
口座を生活用と貯金用に分ける
先取り貯金で強制的に貯金する

使用明細を毎月確認する

クレジットカードの場合、毎月の使用明細書が請求書として送られてきます。

その使用明細書にしっかりと目を通して、自分がいつ、どのような目的で、何に使ったのかを把握しておきましょう。

電子マネーの場合だと、スマホですぐに使用明細が確認できます。

そしてそれらの明細書を用紙にコピーして、自分のよく目につく所に貼っておきましょう。

つい使いすぎてしまった自分への戒めにするワケですね。

口座を生活用と貯金用に分ける

生活用の口座のみだと、自然に出費が増えてお金の管理がしにくくなるので、生活用を貯金用に口座を分けて作るようにすると良いです。

別々の口座で管理をしないと、今月必要なお金と将来必要なお金を、分けて考える事ができなくなってしまうんですね。

「口座にはまだ生活費が残っているから大丈夫♪」なんて思い込みで、貯金しておくべきお金も使ってしまう可能性だってあります。

用途や目的によって口座を分けておけば、自然とお金が貯まりやすくなり、安心して生活できるようになります。

また可能であれば、生活用の口座と貯金用の口座の他に、緊急時に使えるお金を貯めておく口座も作っておくと良いですよ。

先取貯金で強制的に貯金する

ついついお金を使ってしまう人には、先取貯金で強制的に貯金する方法が特に有効的です。

自動積立定期預金や自動入金サービスなどを利用すれば、収入が入った時点で、すぐに貯金用の口座へお金を移せるようになります。

自動積立定期預金は、毎月指定した期日に特定の口座から定期預金口座にお金が振り替えられるものなんですね。

さらに自動入金サービスを利用すれば、メインで使っている銀行口座とは別の金融機関の口座からも、入金処理が可能になります。

ただ、金融機関での手続きが必要にはなりますが、1度設定をしておけば、自動的に貯金されるようになるので便利ですし、「使いすぎて貯金用にまで手をつけてしまった」なんて事もなくなりますよ。

貯金の効率をアップさせるには?

毎月一定額をコツコツと貯金すれば、将来必要なお金を貯められるのですが、貯金の効率をアップできれば、生活面でも、金銭面でも心に余裕ができるようになります。

貯金効率をアップさせる方法
キャリアアップや転職をして収入を上げる
自分で稼ぐ力を身につける
資産運用でお金を増やしていく

キャリアアップや転職をして収入を上げる

毎月の貯金額を上げるには、収入を増やすか、支出を減らすかの2つしかありません。

収入を増やすには、社内での昇進か転職して収入を上げるかです。

要は、今の自分よりも収入を上げるためには、上位職へクラスチェンジしなければいけないって事ですね。

人によってキャリアアップの方法は違いますが、自分の強みを生かした仕事に就く事で収入アップにつながりやすくなりますよ。

個人で稼げる力を身につける

個人で稼げる力を身につける事も収入アップになり、貯金の効率アップにもつながります。

近年では、起業して会社員時代以上に稼いだり、会社勤めのまま副業で収入アップさせている人も増えてきています。

人によってさまざまですが個人で稼ぐ力を発揮できれば、収入アップになるので、貯金額も増やせるという事なんですね。

資産運用でお金を増やしていく

ここ数十年、普通預金の金利は約0.001%の状態が続いているので、銀行口座にお金を預けているだけでは、資金を増やす事ができません。

そこで、資産運用でお金を増やす方法が有効になります。

毎月一定額を貯金しながら、投資信託などに投資すれば、低リスクて資金を増やしていけるハズ。

元本割れなどのリスクはありますが、それでもただ銀行口座で眠らせておくよりはよっぽど良いでしょう。

比較的安全にお金を運用したいのであれば、インデックスファンドを利用するのがオススメですね。

※インデックスファンドについては、以下の記事で詳しく説明しています。

 

また、より安全に資金を増やしたいなら、つみたてNISAや国債の購入も考えてみると良いですね。

最近では数百円からでも投資ができるファンドもあるので、初心者でも気軽に始める事ができますよ。

 

…と、ここまで貯金のやり方やコツを紹介してきました。

無理なく上手に貯める事ができるように、コツコツと貯金をしていってくださいね♪

まとめ

さて、今回は『無理なく貯める方法は?使い過ぎず収入をアップさせる貯金のコツ』と題して、無理なく上手に貯金する方法を紹介しました。

この記事をまとめると以下の通り。

何にいくら使ったのかを把握して、これからいくら貯めるのかを決める
最低でも収入の10~20%は貯金に回し、特別費も別に考えておく
決めた予算内で生活すると、安定して貯金ができる
生活用と貯金用の口座を分けて作り、収入が入ったらすぐにそれぞれの口座へ入れておく
キャリアアップや転職をして収入を上げたり、資産運用でお金を増やしたり、自分で稼ぐ力を身につける事も大事
毎月、安定して貯金を続けるためには、余計な出費を減らしながら、貯金の計画をしっかりと立てる事が大切です。
特に、「そんなに使っていないのに、どうしてお金が貯まらないのかしら?」と悩んでいる人は、何にお金を使っているのか把握できていない場合が多いので、その原因を理解して無駄な出費を抑えるようにしていく必要がありますね。
余計な出費をなくし、収入を増やしていく事で、自然と安定した貯金ができるようになってきますよ。

かぶらば先生
お金の節約は誰でもすぐに始められるので、今日からでも始めてみてはいかがでしょうか?
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