カブエ
株を売買するタイミングが大切って聞いた事があるんだけど、何でなのかなぁ?
かぶらば先生
そうですね。
それには「売買タイミングを見極める理由」を知っておく必要がありますね。
それには「売買タイミングを見極める理由」を知っておく必要がありますね。
株を買う時に必要になってくるのが「売買タイミング」ですね。
まぁ「えっ…売買タイミングって、大切!…だよね?」と、何となく必要なのは分かっていても、"どうして売買タイミングを見極める必要があるのか?"をズバッと答えられる人は、そうそういないと思います。
あなたは"どうして売買タイミングを見極める必要があるのか"を答えられますか?
特に、買いのタイミングを見極めるのって大事なんですよ。
そこで今回は『株で利益をあげるために必要な"売買タイミング"を見極める理由』と題して、売買タイミングを見極める理由を紹介していきましょう。
ついでに買いのタイミングを見極めるのに必要なものにも触れておきますね。
"売買タイミング"を見極める理由とは?
ここではまず「売買タイミング」について見ていきましょう。
かぶらば先生
売買タイミングとは、その名の通り「株をいつ売ったり買ったりすればいいのか?」「このまま保有しておけばいいのか?」といった判断のタイミングの事です。
そもそも、どうして売買タイミングを見極める必要があるのか?
「割安株を絞り込んで、それを気が向いたときに買って、持ち続けてれば良いんじゃないの?」
こう思った人もいるでしょう。
ただ、それだけでは満足いくようには稼げないんです。
売買タイミングを見極める理由は、以下の2つですね。
売買タイミング見極める理由
・ 資金効率を上げるため
・ より多くの利幅を取るため(利益率を上げるため)
・ より多くの利幅を取るため(利益率を上げるため)
"資金効率"を上げる!
まず1つ目の理由は、資金の効率を上げるためです。
たとえば、銘柄Aと銘柄Bの2つの銘柄があるとする。
株価はどちらも200円。
銘柄Aは1カ月で株価が250円になった。
50円の値上がりですね。
そして銘柄Bは、3カ月で250円になったとする。
さて、この2つの銘柄では、どちらが得でしょうか?
それはもちろん、1か月で50円値上がりした銘柄Aの方。
同じ株価で、同じ値幅なら、短期間で値上がりした方が得なんですね。
つまり、資金効率が良いという事なんです。
銘柄Aを1か月で利食いすれば、次の銘柄を買う事ができる。
かぶらば先生
利食いとは、決済して利益を確定させる事です。
仮に、株価250円の銘柄Cを買って、2カ月で300円になったとすれば、また50円の利益が出る事になる。
銘柄Aの分と合わせて3カ月で100円分の利益になったワケですね。
銘柄Bのだと、3カ月で50円の利益。
銘柄Aを利食いして、銘柄Cを買った場合は3カ月で100円の利益。
同じ金額で、同じ期間の投資でも、利益に差が出てくるんですよね。
このように、資金効率を上げれば、資産はどんどん増えていくのです。
もちろん、勝率が良ければの話ですけどね。
"利幅"を多く取る!
2つ目の理由は、より大きな利幅を取るためです。
ここで以下のような例題を見てみましょう。
例題
上昇トレンドにある銘柄Dがあったとする。
株価は上向き。
株価は上向き。
カブエ
タイミングを考えずに株を買っちゃいました♪
その時の株価は350円。
その時の株価は350円。
かぶらば先生
350円まで値上がりした後、少し値下がりしたところを狙って買いました。
その時の株価は330円。
その時の株価は330円。
カブエさんとかぶらば先生は、ともに株を持ち続けて、銘柄Dは400円にまで値上がりしたとする。
利益が多いのは、カブエさんとかぶらば先生のどちらでしょうか?
当然、利益が多いのは、かぶらば先生の方ですね。
カブエさんと比べると、20円分多い事になる。
「たまたま買ったところが、安値圏で絶好のタイミングだった」という事は、あまりない。
もしあったとしても、そう何度も続くワケがありません。
かぶらば先生のようにタイミングを見極めて買えば、同じ値動きでも利益が多くなるのです。
これら2つの理由から、タイミングを見極める事が重要なんですね。
買いのタイミングは「チャート」と「指標」で読む!
それでは、どのようにして"買いのタイミング"を見極めるのか?
それには判断基準となるファクター(要因)が必要です。
このファクターを使い、客観的に買いのタイミングを判断するんですね。
ちなみに、ファクターは以下の2つです。
判断基準となるファクター
・ チャート
・ 株式指標
・ 株式指標
買いのタイミングは、この「チャート」と「指標」で読むようになります。
チャート
かぶらば先生
チャートとは、株価の推移をグラフで表したものの事です。
チャートは、一見すると「数字」の羅列と、単なる「線」の集まりなんですが、実はその中に儲けのヒントが隠されています。
チャートに関しては以下の記事で詳しく説明していますよ。
株式指標
かぶらば先生
株式指標とは、株価を判断するさまざまな尺度の事です。
投資対象となる株式が「割安」か「割高」か、「買い」か「売り」かなど、個別企業の状況を客観化・相対的に判断する時に使うんですね。
1株あたりの収益を表すEPS、1株あたりの株主資本を表すBPS、株価の純資産倍率を表すPBR、投下された総資産の収益率を表すROA、株主資本の利益率を表すROE、財務の安定性を表す株主資本比率などがあります。
これらの株式指標については、以下の記事で詳しく説明していますよ。
「株価の習性」の頭のいい読み方
「株価の習性」の頭のいい読み方ですが…
株価には色々な習性があり、その習性はチャートに現れます。
そもそもチャートを使う理由は、株価の位置を判断するとともに、その習性を読み取るためなんですよね。
ただ、ここで注意しなければいけない事がある。
習性どおりに株価が動く確率が高いものと、その確率が低いものがあるんです。
つまり、当てになる習性と、当てにならない習性があるというワケなんですね。
確率の高いものだけを利用しなければ儲からない
チャートに関する書籍やネット記事は多数出ています。
それらの多くは、株価の習性から、買いや売りを判断するものなんですね。
株価の習性はチャートに現れます。
チャートの形から、その後の株価を予測するという戦術です。
まぁ、戦術としては正しい。
ただ、それらを読んでもコンスタンスに稼ぐ事は難しいかもしれません。
それは、習性どおりに動く確率が低いものがあるからなんです。
もし確率が低い習性を利用すると、損をしてしまう事が多い。
確率の高いものだけを利用しなければ儲からないのです。
という事は、「習性どおりに株価が動く確率が高いものを利用すれば良い」というワケなんですね。
これらの事を頭に入れておけば、売買のタイミングがつかめてくると思いますよ。
まとめ
さて、今回は『株で利益をあげるために必要な"売買タイミング"を見極める理由』と題して、売買タイミングを見極める理由を紹介しました。
それと買いのタイミングを見極めるのに必要なものにも触れておきました。
この記事をまとめると以下の通り。
・ 売買タイミングとは、「いつ株を売ったり買ったりすればいいのか?」といった判断のタイミング
・ 売買タイミングを見極める理由は、資金効率を上げ、より多くの利幅を取れるようにするため
・ 買いのタイミングは「チャート」と「指標」で読める
・ 修正通りに株価が動く確率が高いものを利用する
・ 売買タイミングを見極める理由は、資金効率を上げ、より多くの利幅を取れるようにするため
・ 買いのタイミングは「チャート」と「指標」で読める
・ 修正通りに株価が動く確率が高いものを利用する
どうして売買タイミングを見極める必要があるのか、ハッキリと答えられる人は少ないと思いますが…
売買タイミングを見極める理由は、資金効率と利益率を上げるために必要だからなんですね。
そのためには、まず「チャート」と「指標」を駆使して"買いのタイミング"を見極めなければいけません。
この事を頭に入れて、実践するようにしていきましょう。
かぶらば先生
売買タイミングを見極められれば、あなたの利益はアップさせる事ができますよ!