よく株価が上がったり下がったりしてるけど、何でなのか分からないや。
でも、株価の意味や変動の要因を知っておけば、株価についての理解も深まるのよ。
株価とは何か?
「株価とは一体何なの?」と聞かれても、これが何を示すものなのか上手く説明できる人は、そういませんよね。
この株価とは、各企業が発行している株式1株あたりの値段の事を指します。
当然、企業によって株価に大きな差があり、数百円の企業もあれば数万円の企業もあります。
よく「株価が高い」といった言葉を耳にしますよね。
その場合は以下の2つのパターンで判断が可能です。
・ その企業の過去と比較して、株価が上昇した場合
・ 他社と比較して株価が高い場合
株価の決まり方は?
株価が変動する要因は?
・ 企業業績の変化
・ 外国人投資家の動向
・ 株式分割の影響
・ 自然災害の発生
・ 社会情勢の変化
・ 景気や金利の変動
・ 海外市場における株価の変動
この市場全体要因の場合、景気や金利などの経済関連だけでなく、自然災害や海外の情勢も含まれるという事は覚えておきましょう。
株価を動かす要因
株式投資をして、買った値段よりも高い値段で売却すると利益が発生しますよね。
これは商売の基本でもあり、仕入れた値段よりも販売した値段が高ければ言う事はないのですが…
株式投資では必ずしも買った値段よりも、その後の値段が高くなるとは限りません。
株価は日々、変動しています。
この株価を動かす要因が「株価材料」と呼ばれているんですね。
株価材料には様々なものがあり、最も一般的なのが各企業の業績です。
普通は増収増益や業績の上方修正が発表されると、株価はその好材料に反応して上昇しやすくなるのですが…
ここでも必ずしも上昇するとは限らないのです。
たとえば決算発表前には株価が上昇しても、決算発表の時には株価材料が出尽くしとなって、反動で急落する事もあります。
自然災害や社会情勢の悪化といった悪材料の影響で株価が急落しても、それが出尽くしたなら反動で急上昇する事だってあります。
全ての投資家は、こういった様々な株価の変化の中で、自らの経験や予測などを踏まえて投資のタイミングを模索しているワケなんですね。
株価を動かす要因をどのように受け止めるかが、投資家にとって最も難しい判断を求められるところです。
まとめ
さて今回は『株価って何!?決まり方や変動する要因を詳しく説明』と題して、株価の意味や決まり方、変動する要因を説明していきました。
よくニュースなどで耳にする株価ですが、各企業が発行している株式1株あたりの値段の事で、株式が取引される証券取引所の需要と供給の関係により決められます。
変動する要因にも「個別要因」と「全体市場要因」があり、これらの株価材料によって日々上がったり下がったりしているワケですね。
こういった要因は投資家にも大きな影響を及ぼします。
しっかり株価の意味や変動する要因を理解した上で、投資のタイミングを見計らっていきましょう。