ちょっと気になるけど、投資するにはどうしたらいいのかなぁ…
今、投資家たちの間でも注目が高まってきている投資法ですよ。
近年、コモディティ(商品)への投資の関心が高まってきています。
こういった背景には、現物資産でもあるコモディティが分散投資としての有効性に注目が高まっている事があるからなんですね。
ただ、「えーっ、何それ。分かんなぁーい!」という人もいるでしょう。
そこで今回は『コモディティ投資とは?概要やメリット&デメリットや始め方を解説』と題して、コモディティ投資とは何か、それを行うメリットやデメリット、その始め方について説明していきましょう。
コモディティ投資とは、どんなもの?
貴金属 | エネルギー | 農産物 |
金 | ガソリン | 大豆 |
銀 | 原油 | トウモロコシ |
銅 | 灯油 | 小麦 |
プラチナ | 天然ガス など | 米 |
アルミニウム | 肉 | |
亜鉛 など | 砂糖 | |
ゴム など |
「スーパーサイクルの上げ相場に入っている」という見方も
コモディティ投資のメリットとデメリット
コモディティ投資を行うメリット
コモディティ投資を行うメリットとして、以下のようにまとめる事ができます。
・ 資産分散効果が高い
インフレに強い
資産分散効果が高い
コモディティの価格変動の要因は株式市場と異なる事が多いので、株式投資と組み合わせれば、リスクヘッジの効果が期待できます。
たとえば、貴金属やエネルギーは為替レートや政治の影響を受けますし、農産物は天候や災害の影響を強く受ける傾向にありますね。
コモディティ投資であれば、こういった観点からも資産分散効果が高いというワケなんです。
コモディティ投資のデメリット
コモディティ投資にもデメリットが存在します。
このデメリットには以下のものがありますよ。
・ 価格変動が予測しずらい
インカムゲインがない
価格変動が予測しずらい
コモディティには災害や天候、為替レートや政治など、価格変動の要因は様々です。
どれも前もっての予測が難しいのですが、特に災害や天候は予測しづらいので、値動き予想は困難ですね。
コモディティ投資を始める方法は?
・ CFD投資をする
現物で購入する
金やプラチナなど貴金属に投資する場合は、現物で購入するのも1つの選択です。
コモディティでは現物を保有する事ができ、宝飾品として購入すれば使用する事も可能。
ただし、現物を保有となると盗難などのリスクもあるので、気軽に始めるには少し難しいかもしれませんね。
CFD投資をする
投資信託やETFを購入する
商品の種類が多く、初心者でも安心して手軽に投資できる金融商品が投資信託ですね。
最近はETF(上場投資信託)やETN(上場投資証券)も増えていて、株と同じ様にトレードできるので簡単です。
日本で上場しているETFやETNだけでも、原油・天然ガス・金・銀・銅・プラチナ・ニッケル・小麦・大豆などがトレード可能。
また、エネルギー・貴金属・農産物のETFだけでなく、CRB指数などの商品指数連動のETFやコモディティ関連銘柄に投資するETFなどもあります。
コモディティ投資を始めるなら、投資信託がオススメ
コモディティ投資を始めるなら、断然、投資信託がオススメです。
コモディティ投資信託への投資は、銀行や証券会社に口座があれば、新しく口座開設する必要もなく、すぐにスタートする事が可能。
少額からでも始めれますし、確定申告が不要の特定口座(源泉あり)なら税金計算なども不要です。
しかもファンダンメルズやタイミングはプロのファンドマネージャーに任せられるので、初心者でも投資で悩む事は少ないですよ。
※投資信託やETFでコモディティ投資を始めたい人には、ネット最大大手のSBI証券がオススメです。
近年では、長期の分散投資として日本株だけでなく米国株などにも投資するのが一般的になってきています。
これからコモディティ投資の注目度はさらに増していくでしょう。
まとめ
さて、今回は『コモディティ投資とは?概要やメリット&デメリットや始め方を解説』と題して、コモディティ投資とは何か、それを行うメリットやデメリット、その始め方について説明しました。
この記事の内容をまとめると以下の通り。
・ 分散効果があり、インフレに強い
・ 価格変動が予測しづらく、インカムゲインがない
・ 近年の世界動向により、コモディティへの注目度が高くなっている
・ コモディティ投資を始めるには、3つの方法があり、その中でも「投資信託」がオススメ