損失の拡大を防げ!負けた時に損失を最小限に抑えるテクニック

カブエ
トレードで買っていたハズなのに、いつの間にかマイナスになってるんだよぉ💦
何で?何でなのぉぉーー!?

かぶらば先生
うーん、そうですねぇ。
負けた時に、ちゃんと損失を最小限に抑える様にしましたか?
皆さんは「トレードで勝ち続けていたのに、いつの間にか利益がマイナスになってしまっている」といった経験はありませんか?
トレードを行っている以上、負けてしまう事はあります。
ただ、その負けに対してどのような対処を行っていますか?
もしかして「いやっ…負けてる姿なんて、見たくないのっ!」と含み損をそのままにしていませんか?
負けた時に損失を最小限に抑える様にしないと、その損失はさらに膨れ上がってしまいますよ?
そうならないためにも、今回は『損失の拡大を防げ!負けた時に損失を最小限に抑えるテクニック』と題して、含み損が出た時の対処法について説明していきましょう。
これを知っておかないと、大きな損失を負うハメになってしまうかもしれませんよ…

 

負けた時に損失を最小限に抑えるテクニック

これまでに紹介してきた売買テクニックは、勝つ確率が高いものなんですが、絶対に勝てるというものではありません。

当然、負ける事だってある。

買った銘柄に含み損が発生するという事もあるワケなんですね。

かぶらば先生
含み損とは、所有する不動産や証券などの価格の下落によって生じる、会計帳簿には現れない損失の事です。
ただ、含み損が発生したからといって「どうしよう💦 どうしよう 💦あ それ どうしよう💦」と、その都度うろたえてしまうようでは、株の売買で継続して資産を増やしていく事はできません。
だからといって、開き直って何もしない…というのは更によくない。
いい銘柄を見つけ、絶好のタイミングで仕掛けて利益を出すのは、とても大切な事です。
でもそれ以上に大切なのが、含み損が出た時の対処
負けた時に、損失を最小限に抑えるテクニックです。

資産を減らさない事を考えるべき

株の売買というと、資産を増やす事ばかり考えがちなんですが、資産を減らさない事の方をまずは考えるべきなんですよね。
勝率が10割でない限り、必ずと言っていいほど含み損が出てしまう。
それは、どんなに勝率が高くてもです。
たとえば、勝率9割のトレーダーがいたとしましょう。
計算上では、10回のトレードで9回勝てるという事ですね。
パッと見て、このトレーダーはトータルで損が出るような事はないように思えますが…
実は、そうも言いきれません。
仮に勝ったトレードで、それぞれ10万円ずつ利益が出たとしましょう。
この利益はプラス90万円ですね。
でも、負けた1回のトレードで90万円の損失が出たら、どうなるでしょうか。
勝った9回のトレードで得た利益は、全てなくなってしまいますよね。
もし、負けた1回のトレードで100万円出たとしたら10万円のマイナスになる。
負けた時のトレードも、10万円の損失で抑える力があれば、差し引き80万円の利益を確保できるんですね。

積み重ねた利益を守るためのテクニックも必要

「もう…そんな大きな損失が出るまで、何もしないトレーダーなんていないでしょ♡」
こう思う人も多いでしょう。
でも、それが意外にもたくさんいるんですよ。
バブル経済の株高の頃、多くのトレーダーは大きな利益を出していたり、大きな含み損を抱えていたりしたハズです。
でも、バブル経済崩壊による株価急落で"利益や含み損が全てなくなってしまった…"というトレーダーはたくさんいた。
利益や含み損がなくなっただけなら、まだマシな方だ。
中には、大きな借金を背負ってしまった人もいる。
これも損失を抑える事ができていたなら、利益を確保できたハズなんですよね。
ここでもう1つ例を挙げてみましょう。
今度は、勝率1割のトレーダーがいたとする。
計算上では、10回のトレードで1回しか勝てないワケです。
こう見ると、このトレーダーには勝ち目がないように思えますよね。
でも、負けた9回のトレードを全て10万円ずつの損失で抑えたとしましょう。
90万円のマイナスですね。
そして、たった1回しか勝てなかったトレードで100万円の利益を出す事ができたら、差し引き10万円のプラスになる。
まぁ、これは極端な例。
実践では、1回のトレードで大きな利益を出す事は難しいので、小さな利益を重ねていく方が確実です。
そのため、勝率を上げるテクニックは必要になる。
それと同時に、積み重ねた利益を守るためのテクニックも必要なんです。
要は、損失が出た時の対象法です。
負けた時の額を最小限に抑える事も、トレーダーにとって重要な事なんですね。

勝ち組トレーダーのスタイルとは!?

では、含み損が出た時は、どのように対処をすればいいのでしょうか?
この一般的な対処法としては、以下の3つがあります。
含み損が出た時の対処法
塩漬け
ロスカット
ナンピン
このいずれかの方法で対処するワケですね。
選択のポイントは、「利益をあきらめるかorあきらめないか」。
利益をあきらめるなら、"ロスカット"。
利益をあきらめないなら、"塩漬け"か"ナンピン"にする。
まぁ、どの対象法が適切なのかは、その時の相場しだいなので、一概にどれがいいとは言えません。
でも、それぞれのメリットとデメリットをよく理解し、自分の対処法をあらかじめ決めておくといいですね。
買い注文が約定した時点で、いつでも対処できるように決めておく。
それが、勝ち組トレーダーのスタイルなんです。
損失を最小限に抑える方法

含み損が出た時の3つの対処法

塩漬け
含み損が出ている株を持ち続ける事です!

ロスカット
決済して、損失を確定させる事です!

ナンピン
買い増しして、持ち株の平均値を下げる事です!
それぞれの特性を理解し、あらかじめ自分の対処法を決めておく事が大切!

かぶらば先生
利益をあきらめるなら"ロスカット"。
利益をあきらめないなら"塩漬け"か"ナンピン"と覚えておきましょう!

まとめ

さて、今回は『損失の拡大を防げ!負けた時に損失を最小限に抑えるテクニック』と題して、含み損が出た時の対処法について説明しました。
この記事をまとめると以下の通り。
負けた時に、損失を最小限に抑える事が大切
資産を増やす事も大事だけれど、資産を減らさない事の方をまずは考えるべき
積み重ねた利益を守るためのテクニックも必要
含み損が出た時の対処法は「塩漬け」「ロスカット」「ナンピン」の3つ
一般的に、利益をあきらめるなら"ロスカット"、利益をあきらめないなら"塩漬け"か"ナンピン"と覚えておくと良い
トレードを行っていると負けてしまう事もあるのですが、この含み損をそのままにしておくと損失はどんどん膨れ上がってしまいます。
そうならないためにも、負けた後の対処法が勝ち続ける事よりも重要になってくるんですね。
この事に気を付けていれば、「勝ち続けていたのに、いつの間にかマイナスになってるぅ~!」という状況は避けられるでしょう。

カブエ
なるほど!
この対処法を使えば、損失を大きくさせずに済みそうだねっ♪
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