投資信託への理解が一層、深まりますよ。
今の社会情勢や将来の不安などから、年齢を問わず資産形成に関心が集まっていますよね。
まぁ資産形成を行うにあたって様々な方法があるのですが、その方法の1つに投資信託(ファンド)があります。
投資信託は、資産を投資のプロに預けて代わりに投資の運用をしてもらうというもの。
ただ、この投資信託の方法にもいくつかあるんですよね。
この方法をよく知っておけば、どちらが自分に合った方法なのかが分かります。
そこで今回は『マザーファンド&ベビ-ファンドって何?ファミリ-ファンド方式とファンド・オブ・ファンズを詳しく紹介』と題して、投資信託の"マザーファンド"や"ベビ-ファンド"、"ファミリ-ファンド方式"や"ファンド・オブ・ファンズ"について紹介していきましょう。
投資信託を始めてみようと思っている人は、ぜひとも参考にしてみて下さいね。
マザーファンドとベビ-ファンドはどんなものか?
まず最初に知っておかないといけないのが「マザーファンド」と「ベビーファンド」です。
そもそも投資信託とは、資産を投資のプロに預けてプロに運用してもらうものですが、投資家たちからその運用資金を集める必要があるんですよね。
この過程の中、私たちが直接購入するファンドがベビーファンドで、マザーファンドへ投資するものになります。
そしてベビーファンドをまとめて、実際に株式や債券などに投資を行うファンドがマザーファンドというワケなんですね。
ファミリ-ファンド方式とは?
② ベビーファンドの資金をマザーファンドにまとめる
③ マザーファンドで、株式や債券といったものに投資を行う
④ 投資で得た利益を分配する
どうしてマザーファンドにベビーファンドをまとめるのか?
どうしてマザーファンドにベビーファンドをまとめるのか不思議に思うでしょう。
マザーファンドに資金を集める理由として、以下の2つが挙げられます。
・ 投資の幅を広げられる
手数料などの運用コストを抑えられる
マザーファンドに資金を集める理由の1つとして、手数料などの運用コスト抑えられる事が挙げられます。
別々の人が同じ運用をするよりも、1ヵ所に集めて運用した方が手数料を低く抑えられますよね。
運用する人も少なくて済むので、運用する側にとって大きなメリットになるワケです。
投資の幅を広げられる
もう1つの理由は、投資の幅を広げられるという事。
個人の資金で運用するとなると、どうしても資金面から投資の幅が限られてしまいます。
でも1ヵ所に資金を集める事で、運用資金が増えて投資の幅を広げる事ができるんですよね。
たとえば、日経平均株価などの指数に連動するようなインデックス型の投資信託の場合だと、組み込める株式や債券が多いほど指数との乖利率が抑えられます。
そのため、個人の資金だけでは組み込めなかったものも、運用資金が増える事で組み込みができるようになり、理想的な運用が可能になるというワケなんですね。
ファンド・オブ・ファンズとは?
投資信託A
個別の銘柄っス!
投資信託A
個別の銘柄ね。
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投資信託B
個別の銘柄だよっ♪
投資信託B
個別の銘柄ですわ♡
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※色んな投資信託を組み込んだファンド
ファンド・オブ・ファンズのメリット
このファンド・オブ・ファンズのメリットは、強いリスク分散効果が働くという事。
投資信託自体が様々な株式や債券などを組み込んで構成されているため、片方が下がっても、もう片方が上がれば、全体としてはマイナスになりにくいといった"リスク分散効果"が発動します。
そんな投資信託を組み込んだ投資信託なので、さらにリスクの分散効果が強くなるんですね。
他にも、様々な投資信託が入っているファンドなので、投資信託を選ぶ自信が
ファンド・オブ・ファンズのデメリット
ファンド・オブ・ファンズのデメリットは、ファミリーファンド方式に比べるてコストがかかってしまうという事。
ファミリーファンド方式なら1つの投資信託(ベビーファンド)を買うだけでイイんですが…
ファンド・オブ・ファンズは様々な投資信託を組み込んだファンド。
実質的には複数の投資信託を買っている状態になるので、組み込んだ信託投資の分だけ手数料がかかってしまいます。
また、自分が何に投資をしているのか分かりずらいといったデメリットも。
そのため、「自分が何を買っているのか?」「どれくらいのコストがかかっているのか?」をしっかりと把握して運用をしていく必要がありますね。
まとめ
さて、今回は『マザーファンド&ベビ-ファンドって何?ファミリ-ファンド方式とファンド・オブ・ファンズを詳しく紹介』と題して、投資信託の"マザーファンド"や"ベビ-ファンド"、"ファミリ-ファンド方式"や"ファンド・オブ・ファンズ"について紹介しました。
この記事をまとめると以下の通り。
・ マザーファンドはベビーファンドの資金を実際に株式や債券などに投資をするファンド
・ ファミリーファンド方式は 低コストで投資の幅を広げる事ができる
・ ファンズ・オブ・ファンズは強いリスク分散効果が働くが多少コストがかかる