初心者は必見!株で利益を出すための方法やその心がけと注意点

カブエ
うわーん!また損失が出ちゃった💦
株式投資で利益を出すにはどうしたらいいのぉ?

カブラバ先生
そうねぇ……。
まずは株で利益を出すための方法やその注意点、心がまえを知っておく必要がありますね。
株式投資を始めたのはいいが、利益を上げられず損失を出す事もしばしば…
そんな経験、みなさんもありませんか?
そう上手く自分のシナリオ通りにはいかないモノなんですが、投資に対する注意点などを頭に入れておくだけで、利益を上げる確率は数段アップします。
そこで今回は「初心者は必見!株で利益を出すための方法やその心がけと注意点」と題して、株初心者に必要な知識を紹介していきましょう。

株で利益を出すための方法

株式投資を行っていく場合、それが短期投資だろうと長期投資だろうと、誰でも利益を出したいものです。

ただ、いつもそれが上手くいくとは限りません。

ですが、投資に対する注意点を頭に入れておけば、利益を上げる確率は数段アップします。

そこで株で利益を出すための方法として、それぞれの場合における注意点を見ていきましょう。

短期投資の場合

短期投資の場合、継続的に利益を出していくためには、次の点を守っていく必要があります。

短期投資についての注意点

あらかじめ目標利益(目標売却価格)を決めておき、達成したら例外なく売却する

最大許容損失額(ロスカットポイント)を決めておいて、割り込んだら例外なくすぐに手じまう

評価損が出ている状態での追加買い(ナンピン買い)はしない

短期投資では、1回の取引きにおける利益や損失は、長期投資に比べると小さくなります。
そのため、確実に利益を出して、できるだけ1回の損失を小さくする事が重要なってきます。
あらかじめ目標利益(目標売却価格)を妥当な水準に設定しておいて、同時にそれよりも小さい金額で最大許容損失額(ロスカットポイント)も決めておくと良いですね。
他にも「10%値上がりしたら問答無用で売却する」といった決め方でも良いかもしれません。
ただ、目標利益は一度決めたら途中であれこれ変更するのは止めておきましょう。
後悔や未練といった感情は一切はさむ事なく、またハイテンションにもならず、自分が設定した水準に株価が到達したら、ただただ冷静に機械的に売り注文を出す事が重要です
クレバーにスマートにですね。
また、評価損が出ている状態での追加買い(ナンピン買い)ですが、短期投資の場合は止めておいた方が無難です。

カブラバ先生
このようにリスク管理をしっかりしていれば、短期投資の総合収益はプラスを確保できる可能性が高くなりますよ♪
ちなみに、短期投資は証券会社の特定口座で行っていくのが良いですね。

長期投資の場合

長期投資の場合で継続的に利益を出すためには、次の点を守っていく必要があります。
長期投資の注意点

株価の動向はもちろんの事、その銘柄の業績や経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)が自分のシナリオ通りに動いているのかを定期的&継続的にチェックする

あらかじめ目標利益(目標売却額)と目標投資収益率を設定しておく

最大許容損失額(ロストカットポイント)もあらかじめ設定しておく

評価損が出ている状態での追加買い(ナンピン買い)は、状況によってはしても良い

長期投資では短期投資に比べると、売買する頻度が少ない分、最終的に売却する時の投資判断はかなり重いものになります。
そのため、投資における注意点は必然的に短期投資よりも増えてきます。
投資を始める前に自分が想定したシナリオ通りに株価が動いているのか?
外部環境に大きな変化はないのか?など、定期的にそして継続的にチェックしていく必要があります。
もし「定期的なチェックがちょっと面倒だ…」という人には、企業の株主総会に出席してナマの声を聞いてみるのも1つの手ですね。
また、あらかじめ目標利益を設定しておくのは短期投資と一緒ですが、長期投資の場合は投資期間が数年になる事もよくあるので、投資期間も考慮した目標収益率を計算して、事前に決めておきましょう。
少し面倒くさいと感じるかもしれませんが、仮に10%の利益を出せたとしても、それが投資期間1年の場合と投資期間5年の場合では、投資収益率が全く違ってくるからなんですね。(※1年の場合は年10%で5年の場合は年2%)
短期投資とは違い、日足や週足だけでなく月足や年足チャートを見る必要もあります。
それまでの値動きのレンジをいきなり突き破る事(ブレイクアウト)だって起こらないとは言い切れません。
そのためにも長期の移動平均線をブレイクアウトした場合の対応策も決めておいた方が良いでしょう。
ちなみに長期投資は証券会社の特定口座や一般口座でも良いのですが、NISA(小額投資非課税制度)口座やDC(確定拠出年金)で行うと、さらにお得感が増します。
なぜなら、売買益は非課税対象になるので、複利効果も期待できるからなんですね。
さらに、ロスカットポイントの設定も短期投資と同じように必要になるのですが、これにも投資期間の事を頭に入れておかないといけません。
たとえば、投資期間5年でロスカットポイントを▲20%とした場合、もし4年半後に▲20%に達して損切りしても、残りの半年でこの損失を取り戻すのは難しいですよね。
そういった事態をなるべく起こさないためにも、投資期間に応じた投資期間のロスカットポイントの設定が必要になるワケです。
他にも、短期投資とは違い長期投資の場合、状況によってナンピン買いをしても構わないケースがあります。
たとえば、銘柄の業績などから見た本質的価値(フェアバリュー)は変わらないのに、大災害や戦争、パンデミックなどの外部要因で一時的に日経平均株価が急落し、直接関係する銘柄の株価も急落している場合ですね。
もちろん、"どんな場合にナンピン買いを発動させるのか?"という自分のルールは、事前に決めておく必要があります。
株価だけを見て「何となく売られすぎだったから…」といった、安易な発想でのナンピン買いはオススメできません。
最後に、長期投資で複数の銘柄を保有している場合は、「資産配分の比率調整(リバランス)」を行っていく事も必要になりますよ。

カブラバ先生
長期投資の場合は、短期投資に比べて注意しなければいけない点が少し多いですが…
しっかりと行っていけば、大きなリターンを期待する事ができますよ。

株初心者が投資を始める場合の注意点

株初心者が投資を始める場合の注意点として、以下の事が挙げられます。
株初心者が注意すべき事

どちらの投資法が優れているというワケではない。結局、短期利益を上げられない人は長期利益も上げられない

「上がったらディーリング(即売却)、下がったらポートフォリオ(塩漬け)」ではいけない

一般的に、短期投資よりも長期投資の方がスゴイまたは儲かる」なんて風潮が広がっているのですが、ハッキリと言ってしまえば、長期投資は短期投資の積み重ねです。
そもそも短期投資で上手く利益を上げられない人は、長期投資でも利益を上げられるはずがありません。
昔から、下手な投資家の投資スタイルを言い表す言葉に「上がったらディーリング、下がったらポートフォリオ」というものがあります。
例えるなら、短期投資のつもりで買ったのに、思った通りに株価も上がらず評価損を抱え込んでしまったので「これは最初から長期投資目的なんだ」と言い張るような人ですかね。
こういった人って、いつまでたっても利益を上げられないんですよ…
そうならないためにも、株初心者は以下の点を心がけてくださいね。
株初心者が心がける事

自分の投資方針や、利用確定ルール、損切りルール、ナンピンルールといった運用ルールを決め、どんな時でも必ず守る

自分なりのシナリオ(相場の見通し)を作り、継続的にチェックする

運用資金は「最悪、無くなってもイイお金(余剰資金)」で

投資期間とコストも忘れずに頭に入れておく

これらを心がけていけば、よほどの事がない限り、大きな失敗はしないハズですね。
ですが人間は弱いので、上がっても下がっても心が揺らいでしまい、最初に決めたのとは違う非合理的な事をしがちです。
まぁ、どんな人にでも感情があるので、それは仕方のない事なんですが…
株式市場でコンスタントに利益を上げるためには、自分に対してある程度の"厳しさ"も必要です。
自分をしっかりコントロールし、自分に合った投資法を見極め、利益を出すコツをマスターして株式投資を行っていきましょう。

まとめ

さて、今回は「初心者は必見!株で利益を出すための方法やその心がけと注意点」と題して、株初心者に必要な知識を紹介していきました。
株で利益を出すための方法として、短期投資、長期投資それぞれに注意点があります。
さらに、株初心者が投資を始める場合の注意点やその心がまえもよく頭に入れておく必要がありますね。
「株式投資を始めたのはいいが、利益を上げられず損失を出してしまう…」なんて経験はみなさんもあると思いますが…
投資に対する注意点などを頭に入れておくだけで、利益を上げる確率は数段アップします。
今回紹介した事を踏まえて、上手く利益を上げられるように投資を行ってくださいね。

カブラバ先生
自分をしっかりコントロールし、自分に合った投資法を見極め、利益を出すコツをマスターして株式投資を楽しんでいきましょう。
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