そもそもトレードするのにどんな準備が必要なの?
用意する資金もいくらくらい要るのかなぁ…。
まずはトレードを始める前にそろえておくべきものや、いくらくらい資金が必要なのかを知っておかないといけませんね。
「初めて…だけど、シテみたいの…トレード♡」
こう思っているトレード初心者もいると思います。
でも、待って。
始める前に準備しておかないといけないものがあります。
資金だっていくらくらい必要なのかも知っておきたいですよね?
初心者だけに限らず、こういった基礎的な事が出来ていないと大きな儲けは狙えません。
そこで今回は『これがネットトレードの基本!始める際の準備物&用意したい資金額』と題して、トレードを始める際の準備するべきものや、いくらくらいの資金を用意したらいいのかを説明していきましょう。
トレードを始めるための準備
まずトレードを始めるための準備について説明しようと思いますが、「もうネットトレードをしているので、今さら準備するものはない」という人もいるかもしれません。
ただ、ネットトレードを始めていても、基礎ができていないと大きな儲けは期待できない。
もう1度確認の意味で、基礎をしっかりと押さえておいてほしいのです。
それは「勝ち組と負け組の分かれ道」ともいえる重要なポイントでもある"トレードテクニック上達のコツ"。
高い勝率をたたき出すテクニックを身につけたければ、実際に結果を出している人のテクニックで真似すべき点はどんどん真似すべきなんですよね。
トレードを始める際に必要なもの
さて、トレードを始める際に必要なものがあります。
それは以下の4点。
② パソコン・回線
③ プリンター
④ 証券会社の口座
…何をいまさら、と思っている人もいるでしょう。
また、トレードをすぐに始めたいと思っている人もいる事でしょう。
そもそも店舗型の証券会社なら、店頭に行けばその場で口座を開設でき、資金さえ入れればすぐにでもトレードできるんですよね。
ただ、ネットトレードの場合ならそうはいきません。
資金・パソコン・回線・プリンターがそろっていれば、トレードはすぐにでも始められそうな気がしますが、証券口座の開設に少し時間がかかるのです。
ネットで申請してから口座が開設されるまでがその日のうちに完了しないのです。
遅ければ2週間以上はかかると思っていた方がいい。
また、信用取引を始めてみたいという人は、「信用取引口座」も必要になってきます。
まずはこうした"ネットトレードに必要なもの"を準備しておかないと、お話にならないんですよね。
ネットトレードに資金はいくら必要か?
ネットトレードに絶対に欠かせないものが資金です。
では、いくらくらい必要なのか?
最低いくらあれば、トレードが可能なのか?
まぁ、基本的にはいくらでも良い。
5万円くらいあれば、トレードできる銘柄は結構あるんです。
でも、できれば資金は多く準備できた方が良いんですよね。
その理由は4つあります。
・ コストが抑えられる
・ 信用取引ができる
・ 買値の平均値を有利にできる
利息が大きくなる
1つ目の理由として挙げられるのが、利益が大きくなるという事。
たとえば、株価100円の銘柄を1000株(10万円分)しか買わなかった場合、5円の値上がりで5,000円しか利益が出ない。(※説明のため、売買手数料や税金は含んでいない)
これが1万株(100万円分)買ったとすれば、5円の値上がりでも5万円の利益が出る。
このように、株数が多ければそれだけ利益も大きくなるのです。
コストが抑えられる
2つ目の理由は、トレードに必要なコストを抑えられるという事。
これは売買手数料の事ですね。
仮にあなたが使っているのが「300万円までのトレードは手数料が3,150円」という手数料システムだったとしましょう。
この場合、1日のうちに30万円分の株を買った人も、300万円分の株を買った人も、手数料は3,150円。
どう考えても、300万円分の株を買った人の方がお得ですよね。
つまり、資金が多ければ、トレードした金額に対する手数料の負担が軽減できるというワケです。
信用取引ができる
3つ目の理由としては、信用取引ができるという事。
しかも現在では、ネット証券ではさらに低い金額で開設が可能で、ほとんどのネット証券では30万円。
そのため、この金額以上の資金があると、信用取引ができてかなり有利になるのです。
買値の平均値を有利にできる
4つ目の理由は、買値の平均値を有利にできるという事。
要は、「ナンピン」という分割トレードが可能というワケなんですね。
たとえば、あなたの資金が60万円だったとしましょう。
300円の株を200株買うとする。
1回に2000株買えば、その代金は60万円。
でも株価は必ずしも上がるとは限りません。
もし下がってしまったら資金がないので、上がるのを待つか、損を覚悟で売るしかない。
ただ、これを2回に分けて買うとしたら、どうでしょうか。
はじめに300円で1000株だけ買う。
そして200円に下がったところで、もう1000株買う。
この買値の平均値は250円になる。
1回で買った場合は、300円にならないと損失が出てしまうが、2回に分けて買った場合は250円になれば損失が出ない。
300円から200円に下がった株が250円になるのと、300円になるのとでは、どちらの確立が高いかお分かりですよね。
このように分割したトレードが「ナンピン」で、上級者やトレードだけで生計を立てている人が良く行うトレードなんです。
ただ、資金が少ないと買い増しをしたくてもできない時がある。
資金が多ければ、持ち株が値下がりした時に買い増しして平均値を下げる事ができるんですよね。
資金がなくても少しずつ資金を増やしていこう!
…と、これら4つの理由から、資金を多い方が有利だというワケです。
準備する資金の額は、信用取引が可能な30万円以上が良く、できれば余裕を持って50万円以上の資金を用意したいですね。
でも、資金が10万円くらいしか用意できないという人は、とりあえずその手持ち金額で始めてみましょう。
証券会社によっては、10万円以下の売買は手数料が無料というところもあります。
たとえば、松井証券などですね。
手数料がかからないのだから、1円でも値上がりすれば、利益が出る事になる。
手数料のかからないトレードで稼ぎ、なおかつ、毎月の給与の一部を加えながら、少しづつ資金を増やしていく事が大切なんです。
まとめ
今回は『これがネットトレードの基本!始める際の準備物&用意したい資金額』と題して、トレードを始める際の準備するべきものや、いくらくらいの資金を用意したらいいのかを説明しました。
この記事をまとめると以下の通り。
・ 資金は、50万円あれば申し分なし
・ 資金が多いほど利益が増え、コストも抑えられ、信用取引や分割トレードができるようになる
・ 手数料のかからないトレードで稼ぎ、少しづつ資金を増やしていく事が大事
資金5万円からでもトレードは可能ですが、利益やコスト面を考えれば余裕を持って50万円くらいは用意しておいた方が安心です。
トレードを始める際には、準備物をキッチリそろえてから、少しづつでも資金を増やしていってくださいね。
必要なものを準備してから、トレードに挑んでいきましょう。