株の「最強の勝ちパターン」とは?騰落レシオの活用とその注意点

カブエ
騰落レシオを活用すれば、底値と高値が判断できてトレードもやりやすいんだよね。
ただ、これを使ってもっと利益を出せる方法ってないのかなぁ…
なんていうか、その、「勝ちパターン」とかね。

かぶらば先生
勝ちパターンですか…
それなら安心してください。
騰落レシオを使った「最強の勝ちパターン」というものがありますよ!
騰落レシオとは、東証プライムの底値圏と高値圏を判断するものでしたよね。
騰落レシオが140%以上なら売り、70%を割れば買いを仕掛ける事で利益を狙う事ができます。
ただ、個別銘柄に関しては使えないのですが…
でも大丈夫。
別に個別銘柄を狙わなくても「最強の勝ちパターン」というものが存在するんですよ!
いくつかの注意点さえ頭に入れておけば、かなり高い確率で利益を出せる事、間違いなしです。
そこで今回は『株の「最強の勝ちパターン」とは?騰落レシオの活用とその注意点』と題して、騰落レシオを使った勝ちパターンの全貌と、それに伴う注意点について説明していきましょう。

株の「最強の勝ちパターン」とは?

騰落レシオを使えば、底値圏で買いを仕掛ける事ができます。

でも、騰落レシオも他の銘柄と同じ様に、完璧ではありません。

騰落レシオが70%を割ったところで買っても、そこからさらに下落する銘柄もたくさんあるんですね。

その理由は、騰落レシオが個別銘柄の底値圏と高値圏を判断するためのものではないためです。

では、株の「最強の勝ちパターン」とは、一体どのようなものなのでしょうか。

買うのは「投資信託」

騰落レシオは、上昇した銘柄と下落した銘柄の比率で算出されるもの。

個別の銘柄ではなく、東証プライムの底値圏と高値圏を判断するものなんですよね。

なので、本来は個別銘柄ではなく、東証プライムの全銘柄を買いたいところ。

ただ東証プライムに上場されている銘柄の数はたくさんあり、それら全て買うのは、かなりの資金が必要になるので現実問題として無理な話でしょう。

「じゃあ、東証プライムの全銘柄は無理でも、日経平均に採用されている225銘柄を全て買っちゃえばいいんじゃないの?」と感じる人もいるかもしれません。

確かに、その方が個別銘柄を買うよりも高確率で上がるハズですよね。

これもまた資金面からして無理のように思えるのですが、実はこれなら何とかなる。

日経平均を買う事ができるんです。

と言っても、日経平均の全てを買うワケではありません。

株など買わない。

買うのは「投資信託」です。

騰落レシオを使ってETFを買う

かぶらば先生
ETFとは、Exchange Traded Fundの略で「日経225連動型上場投資信託」の事です。

 

ETFはその名の通り、日経平均に連動します。

たとえば日経平均が12,000円なら、ETFも12,000円前後。(若干のズレはある)

この投資信託は、株のように市場で売買できるのが特徴です。

株の注文と同じ様に、銘柄コードを入力して注文数を入力すればいい。

株とほとんど同じと思っていても差し支えない。

ETFはいくつかあるのですが、出来高が高く、日経平均とほぼ同じ様な動きをするのは「上場インデックスファンド225(東証1330)」と「日経225連動型上場投資信託(大証1321)」。

これは10株単位でトレードができる。

たとえば日経平均が12,000円なら、最低12万円あればトレードできるというワケなんですね。

しかも「買い」だけではなく、「カラ売り」もできる。

日経平均が安いと思ったら買いで、高いと思ったら空売りをすればいいんですね。

さらにETFなら、騰落レシオを使って個別の銘柄を狙う必要はありません。

騰落レシオが70%を割ったらETFを買い、140%を超えたらカラ売りすればいいんです。

日経平均のチャートと騰落レシオの平均グラフで、ETFのトレードをシュミレートしてみると、きっちり利益が出ているハズです。

日経平均だから倒産する心配もないし、一気に1万円も上がる事もない。

リスクが小さいというメリットもあるんですよね。

騰落レシオを使ってETFで儲けるには?

ETFの場合、「日経225連動型上場投資信託」のチャートを確認して、騰落レシオが70%を割る日を見つければいい。

そこが買いを仕掛けるタイミングなので、深く考えず、ただ買い注文を出せばいいんです。

これまで「70%を割った翌日の寄りつきで、買いを仕掛ければいい」という事を述べてきたので、しっかりと頭に入っていると思います。

そして140%を超えたらカラ売りを実行すればいいんですが、ETFはリスクが小さいし、底値で買えたら、しっかり利益を取りたくなってきます。

もし資金が少なければ、信用取引を使って保証金の2倍くらい仕掛けてもいい。

ETF自体が倒産する事もないので、値下がりのリスクにだけ注意すればいいんですね。

含み損が大きくなったら、ロスカットするのも忘れないようにする事。

こういった流れで騰落レシオを使って、ETFをトレードすれば、簡単に利益を得られるようになるんですよね。

騰落レシオを使ったETFの注意点

使い方次第ではかなりオススメできる投資法なのですが、騰落レシオを使ったETFにも注意すべき点が存在します。

騰落レシオを使ったETFの注意点
減価を考慮する必要がある
頻繁に140%越えや70%を割る事はない

減価を考慮する必要がある

騰落レシオは指数連動型ETFを売買するので、減価も考慮する必要があります。
たとえば、「日経平均株価が10%値下がりした後、10%値上がりした」という流れが起きても、ETFの原価は元に戻りません。
なぜなら、100円の株価が90円になった後に10%戻しても99円にしかならないからなんです。
日経平均の2倍の値動きをするETFではこの特性がより強いので、日経平均株価が何度でも上下するような値動きに弱いんですね。
こういった特性を「減価」といい、指数連動型ETFが長期保有に向かないとされている理由なんです。

頻繁に140%超えや70%を割る事はない

これはETFだけではなく、騰落レシオ自体に言える事でもあるのですが、頻繁に140%越えや70%を割る事はありません。

2021年で言えば、売りのタイミングである140%以上はほんの数回しかなく、買いタイミングである70%に至ってはそれ以下の頻度です。

日経225連動型ETFをやるのであれば、その日足チャートを見ながら、5日移動平均や25日移動平均も確認し、数パーセントのマイナスで損切りをしていく…

そして騰落レシオが140%以上を超えたり70%を割れば、この記事の内容の手法を実践していくのが良いと思いますね。

 

…と、まぁ騰落レシオに関してはこんなところですが、うまく使う事ができれば、高い確率で利益を出す事ができるでしょう。

注意すべき点もありますが、これらの事を頭に入れておけば、いざという時にもすぐに対応できますねっ♪

まとめ

さて、今回は『株の「最強パターンの勝ちパターン」とは?騰落レシオの活用とその注意点』と題して、騰落レシオを使った勝ちパターンの全貌と、それに伴う注意点について説明しました。
この記事の内容をまとめると以下の通り。

 

日経平均に連動する「投資信託」を買う
騰落レシオが70%を割ったらETFを買い、140%を超えたらカラ売りをすればいい
「日経225連動型上場投資信託」のチャートを使って騰落レシオ通りにトレードし、含み損が大きくなったらロスカットをする
注意点として「減価を顧慮する」「頻繫に140%超えや70%割りはない」という事を頭に入れておく

 

騰落レシオは東証プライムの底値圏と高値圏を判断するものなんですが、株ではなく投資信託を買って、ETFで騰落レシオを活用させる事ができます。

騰落レシオが70%を割ったらETFを買い、140%を超えたらカラ売りをする

これこそが、騰落レシオを活用した「最強の勝ちパターン」なんですよね。

ただ、これに対しての注意点もあるので、それらを頭に入れた上でトレードを行って下さいね。

カブエ
騰落レシオを活用して、ETFを売買する…
これが「最強の勝ちパターン」なんだねっ♪
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