口座の開設方法も知りたいし…
できれば信用取引もやってみたいなっ♪
口座の開設も、ちゃんと手順さえ踏めば、簡単に開設できますよ。
トレードを始めるまでの準備で、「んっ…もうやだっ…」と面倒くさく感じてしまうのが、「証券会社選び」と「口座開設」です。
まぁどちらも、選ぶ基準や手順さえ分かっていれば簡単なものなんですが、知らないといろいろ考えて悩んでしまいますよね。
でもここを乗り越えないと、いつまでたってもトレードなんか始められません。
そこで今回は『下準備の大きな壁!「証券会社選び」と「口座開設」の方法を解説』と題して、証券会社を選ぶ基準や口座開設の方法を紹介していきましょう。
ついでに「信用取引口座」の開設方法も説明しちゃいますよ。
「証券会社選び」最大のポイントは"売買手数料"
資金・パソコン・回線・プリンターをそろえたら、あとは取引する証券会社を選んで、口座を開設して入金すれば、トレードの環境がひと通り整います。
証券会社は駅前などに店舗を構えているような所ではなく、ネットトレード専門またはネットトレードに力を入れている所にする。
今では当たり前となった「ネット証券」と呼ばれる所ですね。
でも、数ある「ネット証券」の中から、どこを選べばいいのか?
証券会社を選ぶポイントは、何と言っても「売買手数料の安さ」。
手数料の自由化によって、売買手数料はかなり安くなった。
特にネット証券の売買手数料は激安です。
当然の事ながら、売買手数料が安いほど利益は多くなる。
なので、売買にかかるコストを抑えるためにも、手数料の安い証券会社を選ぶ事が必要になってきます。
2つの手数料のシステム
手数料のシステムは、以下のように大きく2つに分けられます。
・ 定額システム
トレードごとにかかるシステム
トレードごとにかかるシステムは、"1回の注文が約定(成立)したら、いくら"というように手数料がかかります。
たとえば、1回につき1,050円という条件なら、買い注文が1回約定したら1,050円かかり、売り注文が1回約定したら、また1,050円かかる。
要は、買いと売りの往復で、2,100円かかってしまうワケですね。
定額システム
定額システムは、"定められた金額の範囲内なら、1日何回トレードしても決められた手数料しかかからない"というシステムです。
たとえば、「1日300万円までのトレードなら手数料は3,150円」という条件なら、買い注文と売り注文が何回約定しても300万円を超えなければ、3,150円しかかかりません。
1日1回しかトレードしない人よりも、1日に数回トレードする人に合っていますね。
定額制の証券会社は?
2つの手数料システムのうち、どちらが得なのかはその人のトレードスタイルによって違います。
1回の売買代金やトレードの回数によって変わってくるんですね。
自分のトレードをシュミレートし、どの証券会社が最も安いのかを調べてみるのも大切です。
ちなみに私はスイングトレードの場合、定額制の松井証券をメインにしています。
1日に何回も売買するので、定額制の方が安いんですね。
この松井証券以外にも、いくつかの証券会社にも口座を開設して、トレードスタイルによって使い分けています。
資金に余裕のある人は、複数の証券会社に口座を開設して使い分けても良いんじゃないでしょうか。
「口座=儲けの引き出し」の簡単な作り方
「口座=儲けの引き出し」の簡単な作り方を説明しましょう。
まず自分に合った証券会社を見つけたら、口座を開設する。
まぁネット証券のホームページにアクセスして、開設の申請を行っていくのですが、特に難しくないので不安になるような事はありません。
「口座開設申請」のページで、必要事項を記入すればいい。
あとは申請書が送られてくるので、印字されている内容を確認して押印して身分証明書のコピーを同封して送り返すだけ。
申請から開設までの日数は約2週間後。
…なのですが、ネット証券会社によってはスマートフォンで手続きをして、マイナンバーカードなどの証明書をカメラで移してデータを送れば、約3日ほどで開設する事ができます。
ハッキリ言って、かなり楽です♪
ただ、スマホによってはデータが送れずに、かえって郵送申請の方が早かったりする事もありますね。
② 必要事項を記入して送信する
③ ネット証券から口座開設申請書が届く
(※スマホならメールがすぐ届く)
④ 申請書の内容を確認して押印
(※スマホなら、内容を確認してチェックするだけ)
⑤ 身分証明書のコピーを同封して送り返す
(※スマホならマイナンバーカードなどをカメラで移してデータを送るだけ)
⑥ 審査(ほとんどの場合、問題なくとおる)
⑦ IDとパスワードが記載されたものが届く
(※スマホならメールで届く)
ちなみに口座には、「一般口座(現物取引口座)」と「信用取引口座」がありますよ。
「現物取引」と「信用取引」は、どちらがアナタに合っているか?
株の取引には「現物取引」と「信用取引」があります。
現物取引は、口座に入金した金額分しか株を買う事ができません。
たとえば、100万円の現金を入金したら、100万円分の株しか買えないという事ですね。
一方、信用取引は、入金した現金を担保にする事(委託保証金)で、その金額の約3倍まで売買する事ができます。
たとえば、100万円を入金したら、その現金を委託保証金として約300万円分の株を買う事ができるのです。
これによって、レバレッジ効果で大きな利益を出す事が可能になるワケですね。
これは資金が少ない投資家にとっては、好都合の取引なんです。
信用取引口座の開設方法
信用取引をするのにも、専用の口座を開設する必要があります。
でも実は、信用取引の口座は現物取引の口座を開設した後でないと申請できない。
この解説法は、現物取引口座の開設とほぼ同じ。
② 数日で申請書が送られてくる
③ 4,000円分の収入印紙を貼り、割印して返送
(収入印紙は郵便局でも購入できる)
④ 審査
なぜ審査が必要なのか?
ここまで説明すると「やだ…面倒くさいよぉ💦」と感じるでしょう。
でも、なぜこのような審査が必要なのか?
それは、信用取引が現物取引に比べるとリスクが大きいからなんです。
手持ちの資金以上の取引ができるという事は、その分リスクも大きくなる。
信用取引の仕組みやリスクをしっかりと理解していないと、時として大きな損失を発生させてしまうかもしれないからなんです。
また、証券会社としても無用なトラブルを避けたいという事もあるのでしょう。
ただその審査ですが、それほど難しい事を質問されるワケではないので、そう不安になる事はありません。
質問内容は証券会社によって多少違いますが、ほとんどが以下の3つのようですね。
② 信用買いと信用売りについて
③ 追従(追加保証金)について
まとめ
さて、今回は『下準備の大きな壁!「証券会社選び」と「口座開設」の方法を解説』と題して、証券会社を選ぶ基準や口座開設の方法を紹介しました。
この記事をまとめると以下の通り。
・ 手数料のシステムは2つあり、自分のスタイルに合ったネット証券が良い
・ 証券会社の口座開設には、スマートフォンで手続きすると、早くて便利
・ 信用取引口座の開設は、大きな金額を動かす事から、事前に担当者から理解しているかどうかの面接がある